メタノール水蒸気改質反応は、熱力学的には100℃程度の熱源で進行させることができる吸熱反応である。したがって、大量に捨てられている100-150℃程度の低温蒸気廃熱を有効利用することが可能である。しかしながら、反応速度の観点から低温廃熱では十分な改質効率が得られない。本研究では、昇温型吸収ヒートポンプを用いて低温蒸気廃熱を高温水蒸気とし、メタノール水蒸気改質反応に利用するシステムの提案と検討を行う。

[1] 川崎俊祐,Willy Yanto Wijaya, 渡部弘達,岡崎健. 昇温型吸収ヒートポンプとメタノール水蒸気改質を組み合わせた廃熱回収システムの提案, 日本エネルギー学会誌, 90 (2011) 1152-1158.
[2] Willy Yanto Wijaya, Shusuke Kawasaki, Hirotatsu Watanabe, Ken Okazaki. Evaluation of combined absorption heat pump-methanol steam reforming system: Feasibility criterion as a measure of system, Energy Conversion and Management, 52 (2010) 1974-1982.
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