東京工業大学工学部機械科学科
 Dept. of Mechanical Engineering and Science, Tokyo Institute of Technology

機械科学科のカリキュラム


カリキュラムの概要
独創機械設計プロジェクト
インターンシップ

平成22年度シラバス(PDF形式)
平成21年度シラバス(PDF形式)
平成20年度シラバス(PDF形式)
平成19年度シラバス(PDF形式)
科学技術者実践英語シラバス(PDF形式)

カリキュラムの概要

 21世紀を迎え,本学科はアナリシス(解析)とシンセシス(総合)という向きの異なる2つのベクトルを共に大切にしています.現在の高度技術の開発は,現象の本質を根本から理解することにより初めて可能になるという認識から,アナリシスを重要視しています."機械科学"の名はここに由来しています.

 さらに,現在の技術は巨大システムであり,単に技術の継ぎ足しではなく,最適技術の最適な組み合わせが要求されていることがシンセシスを重視する理由です.いずれのベクトルの方向に向かうにしろ,学生諸君はまず先人が今日まで獲得し,築き上げてきた科学技術の体系(学問)を習得することが先決です.

 このため,専門科目では,2年次最初に機械工学の基礎を成す4力学(機械力学,材料力学,熱力学,流体力学)を中心とする入門講義を設け,色々な選択ができるように多くの科目を開講しています.


機械科学科の履修科目構成(画像をクリックすると詳細が見れます)
 しかし,もっと重要なことがあります.それは,学生諸君が,科学者や技術者として必要な,自然や技術に感動する心,自ら原理を追求し,新しい仕組みを生み出してやまない情熱と挑戦の精神,すなわち「創造性」を培うことです.ここで言う「創造性」とは単なる思い付きとは異なり,基礎学問とその実現である技術に対する確かな知識をベースとした「創造性」でなくてはなりません.

 そこで本学科では,体系化した創造性教育を目標として,実際の物理現象に触れ現象への理解を深める教育を行っています.また実際の機械装置設計に必要な機械要素や設計に関する科目を数多く準備するとともに,測定技術,データ処理技術,電気回路などの関連する技術について学ぶ実験・実習科目を用意しています.こうして,3年次において機械の企画・設計・製作までを一貫して行う「独創機械設計プロジェクト」および4年次の「卒業研究」で学生諸君が存分に「創造性」を発揮できる準備ができるようにしています.

 また,インターンシップにも力を入れており,短期の「夏期企業研修」や3年次後学期の「インターンシップ」を通じて企業での実習体験を行うことを推奨しています.

平成22年度シラバス(PDF形式)
平成21年度シラバス(PDF形式)
平成20年度シラバス(PDF形式)
平成19年度シラバス(PDF形式)
科学技術者実践英語シラバス(PDF形式)

独創機械設計プロジェクト

 機械科学科の特徴ある授業の一つとして「独創機械設計プロジェクト」が挙げられます.このプロジェクトでは,原則として世の中に存在しない新しい機械を考案し,設計・製作を行います.

 前学期の独創機械設計プロジェクト第一でメカトロニクスを学習するとともに,各学生が自由にアイデアを出した後,コンペを経て数件に絞り込みます.後学期の独創機械設計プロジェクト第二では,各テーマで構成された班ごとに共同作業を行い,複数回のプレゼンを通じて完成に至ります.また,発案・機械製作を通じた知財に係る教育も行い,東工大の知財ルールに基づいて出願される特許として採択されることもあります.

 テーマの内容は至って自由ですが,製作する機械が単なるおもちゃで終わらないこと,すなわち確固とした科学性に立脚した合理的な設計と,先に学習したメカトロニクスの技術を活用したインテリジェント性が要求されます.

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作品例:毛筆書きロボット
(画像をクリックして動画表示)


発表会の様子


インターンシップ

 夏休みの数週間,あるいは学期中3~4ヶ月程度の企業での実習体験を通じ,実際のものづくりに触れるとともに,工学・工業における基礎学問の重要性について認識を深めてもらう科目です.

 履修を希望する学生と,学生向けに企業から提示されるプロジェクトとのマッチングを経て,夏休みや3年後学期の大半を企業でのプロジェクト遂行に費やすことで,ものづくりの醍醐味,学部の授業で学習してきた事柄がいかに有機的に必要とされるかを理解し,授業で学習した内容をより深く究めるチャンスとなります.

   


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